【「勉強嫌い」より怖い!】気をつけなければならない子どもの「あきらめ癖」その原因は親にアリ
こんにちは!
突然ですが、
「お子さんの勉強嫌い」
あきらめていませんか?
「宿題はやるけれど、、、」
「テストの成績はいまいち」
「勉強よりも、サッカーが好き」
などなど、
宿題は何とかやるけれど、
やれと言われないとやらない!
毎日10時間勉強しろとは言わないけれど、
自分から進んで勉強するようになってほしい!
でも、、、、
全く自分から勉強しようとしない!
そんな様子を見ると、
すごくお子さんの将来が心配になりますよね。
お子さんが、
全く自分から勉強しない
その理由は
もしかしたら、
お子さんは
学習性無力感
に陥っているのからかもしれません。
学習性無力感
とは、心理学用語です。
セリグマンという人の実験が有名です。
犬に電気ショックを与え続けると、
最初は、
電気ショックから逃れようと
抵抗するのですが、
そのうち「何をやってもダメなんだ」と
「あきらめ」状態になり、
抵抗さえやめて、うずくまってしまうのです。
電気ショックから逃れられるような状態になっても、
犬は気づかず、何も行動しないまま。
この話は、
多くの日常シーンでもいえることですよね。
つまり、
お子さんは、
「どうせ、
勉強しても、
頑張っても、
意味がない!!」
と思ってしまっているかもしれないんです!!
勉強がニガテになってくると
だんだんだんだん、
苦痛になってきます。
これは犬でいう、
電気ショックと一緒です。
そしてその「わからない」「苦手だ」
の気持ちが毎日、毎時間のように続きます。
電気ショックをずっと浴びせられている状態です。
極めつけは、
学校のテストの結果。
そして、お母さん、お父さんの小言。
「なんでこんな点数なの?」
とお子さんに言ってしまった子とはありませんか?
または、
お子さんのテストの結果や、
日々の頑張りに無関心ではありませんか?
お母さん、お父さんの
否定的な言動や、
無関心は、
頑張る
子どもにとって、
かなり大きな電気ショックです。
そうなると、
もはや
子どもは「頑張ろう」ともせず
スポーツや、音楽、遊びなど、
楽で興味があるほうへ
どんどん逃げてしまします。
しまいには、
「宿題は答えを写す」など
楽できるように
悪知恵を働かせるなんてことも。
勉強することにあきらめ癖が付くと
それ以外のことでも、
「頑張ろう、挑戦しよう!」
とせずに、
楽な方向へ逃げてしまう癖がついてしまいます。
では、
「学習性無力感」
=「勉強なんて頑張っても意味がない!」
の気持ちを
克服して、
自分から進んで
勉強をするためにはどうすればいいのでしょうか?
そのためには、、
ズバリ、
お父さん、お母さんが
子どもに
肯定的な(ポジティブな)言葉
をかける!
ことです。
具体的なシーンでイメージすると
テストの結果の返却
があげられます。
25点から、30点上がったテストの結果を見て、
お子さんになんて声を掛けますか?
「これだけしか上がってないのか」
そんな風に感じて、
「頑張りをホメる」言葉
を言い忘れていませんか?
もしくは、
「お前はダメな奴だ」
「こんな簡単な問題もできなくて」
第一声目がそんな
否定的な言葉
をかけていませんか?
テストの結果が悪くても、
宿題をいつも進んでらなくても、
子どもの本心は
「できるようになりたい」
「頑張りたい」
んです。
それをまずは、
お父さん、お母さんが
気づいて受け止めましょう。
「できるようになりたい」と
内心は思っているのに、
「お前はダメな奴だ」
と言ってしまうのは、
子どもの可能性をつぶしてしまいます。
「○○の部分はとてもよくできてるね」
「△△を工夫したらもっとよくなりそうだね」
など、
肯定的な言葉と、
改善のアドバイスをしてあげてください。
それでもわからない、勉強したくない
ならば、
隣に座って
一緒に問題を考えましょう
お母さん、お父さんが
手伝ってくれる
と感じられることが、
学習性無力感を脱出する
スタートになります。
「勉強ができないのは仕方がないんだ」
と諦めている状態なので
「その仕方がない」
を
「やればできる」
に変換させるのも、
お母さん、お父さんの存在です。
子どもが
全く勉強しなくて、
イライラすることもありますよね。
でも
「子どもは勉強ができるようになりたい」
と心から思っています。
また、
幼いころに
勉強に対してあきらめ癖が付くと、
そのあきらめ癖は
その後の勉強以外の行動にも影響します。
お母さん、お父さん
が
「あきらめない」「子どものできるを信じる」
ことが大切です。
まずは
今スグ
「勉強で困っていることはないか?」
と
聞いてみてあげてください。
素直に、
「算数がわからない」
など、詳しく話してくれるかもしれません。
そして、
素直に話してくれたら、
否定的な言葉を使わずに
子どもに寄り添いながら
一緒に解決していきましょう。
今回の記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!