初めまして。
うららです。
このブログでは
お子さんが「勉強しない!!」
ことに悩んでいるお母さん、お父さんに向けて情報を発信しています。
「勉強しなさい」ってあまり言いたくないですよね。
「勉強しなさい」といわなくても進んでやってほしい!
ですし、そもそも、
「勉強したくない」
という子どもの気持ちもわかる。
このように日々、葛藤しているお母さん、お父さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
私の小学校の頃は、どちらかというとすごく頑張り屋さんでした。
お母さんは、先生。お父さんも、公務員。おじいちゃんも、おばあちゃんも、、、、。
言われなくても、「いい子」にしようと努力しました。
そんな私を、お母さんもお父さんもあんまり気には留めていませんでした。
「あなたの好きなようにすればいい」
お母さんは口癖のようにそう言っていました。
その割には門限に厳しいお父さんがいたり、
「将来弁護士になってほしい」と強く進める親戚がいたり、なんだかちぐはぐな環境で育ちました。
「家族に私をわかってくれる人はいない」
心のどこかでそう思って、不貞腐れていました(笑)
そんな気持ちを抱えて過ごした小学校・中学校時代。
高校も県内でトップ3に入る進学校に合格し、周りからは「すごいね」なんて言われてましたが、あまりうれしくありませんでした。
そういえば、高校合格のお祝いの日に、「塾に行かせたんだから合格は当たり前だよね(笑)」
と母にいわれたことを思い出しました。
何とも言えない気持ちになったことを今でも覚えています。
高校時代はとにかく部活動に明け暮れていて
やりたいことも、これといって得意なこともないので、進路選択にめちゃくちゃに悩みました。
しかし、小学校のときに、アメリカザリガニを近くの用水路に取りに言ったことをなんとなく思い出し、その時の担任の先生のように「子どもに楽しく勉強を教えられるひとになりたいな」と思うようになりました。
そこで高校受験は文転して、小学校の免許が取れる大学を受け、見事合格。
大学生になって、学童保育のアルバイトと、小学校へのインターンを経て、教育実習にもいきました。
そこで感じたのは、「子どもって、素直!!」
この一言に限ります。(笑)
大人が大好きで、褒めてほしくて、認められたくて、早く大人になりたいんです。(笑)
なかでも一番思い入れのある小5の男の子とのエピソードがあります。
一年間小学校にインターンに行き、子供一人一人が学習に集中できる環境を整えるためにワークやらなんやらを行っていました。
そのクラスのリーダー格のタンクトップ・サッカー少年から、「変な人がいる、教室に入ってこないでほしい」といわれました。その瞬間教室はどっと笑いだしました。
私も笑って受け答えていました。先生は苦笑い。先行きが思いやられるなあと思っていましたが、案の定予想は的中。
授業中に立ち歩くわ、手紙は交換するわ、ある意味で授業崩壊していました。
その男の子はリーダー格で、おちゃらけているので、何をやっても注目の的。
時には、先生が黒板に板書している間に、机の上に立つという(笑)⇒しかも上履きで。
そして私に注意をしてほしくてチラチラこちらを見てくるんです。
話しかけると、ウザイ、キモイ、シツコイの嵐。
私も正直、イライラがたまりました(笑)
勉強はというと、特に算数が全くと言っていいほどできない。
繰り上がりの足し算で引っかかっているレベルでした。
しかし、ずるがしこいので、わからなくても、すべて答えを映して終わらせるという(笑)
勉強は全然わからないけど、目立ちたいので、授業中トンチンカンな発言は大きな声でするんです(笑)
私は、「面白い子だなぁ」と思いました。
そして「どうしてこんな行動をするのか」を徹底的に考えました。
答えは意外なところにありました。
でも、誰でも知っている、「ありきたり」で「当たり前」な答えでした。
その答えにたどり着いて、私は、そのタンクトップ・サッカー少年とのかかわり方を変えました。
すると、タンクトップ・サッカー少年は、授業中に机に上るのをやめ、教科書の答えを映すのをやめ、宿題の提出の期限を守るようになりました。
このように、当たり前で、ありきたりだけど、子どもにとって大事なことを
周りの大人が少し行動に移すだけで、子どもは劇的に変わります。
私は、単なる大学生で、結婚しているわけでも、子どもがいるわけでもありません。
しかし、本当の意味で、こどもが自分から勉強を頑張る、ひいては、将来について考えるということを支えていきたい、そのために、有益な情報を、日本全国のお母さん、お父さんに、お届けできたらと思います。