【貧困?裕福?そんなの関係ない!】これだけは意識してほしい子どもの学力アップのための「親の言葉遣い」
こんにちは!
突然ですが、
子どもの
「3000万語の格差」
の話を知っていますか?
「3000万語のイニシアチブ」
というプロジェクトを行った、
シカゴ大学のダナ・サスキンド博士は
富裕層で育った子どもは
貧困層で育った子どもにくらべて
3歳の時点で、
3000万語も
多く発語を聞いている
ということを明らかにしました。
つまり、
富裕層の親は、
貧困層の親よりも
たくさん子どもに話しかけている
ということです。
富裕層であればあるほど、
0~3歳の幼いころから
たくさん子どもに話しかけており、
それが将来の学力や、言語能力に
大きく影響しているというのです!
世界的に、
子どもの学力は、
親の年収に比例する
といわれています。
日本でも
東大生の親の平均年収は
900万以上
という調査結果があります。
しかし、
ダナ・サスキンド博士は
親がたくさん話した
家庭の子どもは、
親の学歴や経済的な地位とは
関係なく、
よくできる子どもになるのだそう。
親が子供に
どれだけの量を
どのように
話したかが
子供の将来の学力や言語能力に
大きく関わる
と博士は言います。
では
具体的にどうしたらいいのでしょうか?
研究から伝わるメッセージは
たった一言
「親は、
自分の言葉に責任を持て」
ということが伝わります。
責任を持つとはどういうことか?
博士は実践的な方法も述べています。
具体的に3つ紹介します。
①子供と一緒に話す
ポイントは
「子どもの興味があること」
一方的に大人がしゃべるより、
子どもの興味があることを
大人が聞き出してあげることが大切だそう。
②子どもと話す親の言葉をふやす
子どもの言葉を膨らませることが必要だそう。
これ、目からうろこだったのですが、
幼い子が
「抱っこ」
といったとします。
「わかったよ」
と返しませんか?
ここで、
「パパにだっこしてほしいの?」
と、
子どもの意図をくみ取って
それを言葉にしてあげるのが大事なんだそう。
ほかにも、
「ちょうちょ」
と子どもが言ったら、
「黄色いちょうちょ、
ひらひら飛んでいてかわいいね」
というように、
「そうだね」と答えてしまうのではなく、
「言葉を膨らませてあげる」
ことが大切だそう。
そう考えると
なんだか普段の会話も楽しいですよね。
③子どもを対話のやり取りの中に引き込む
「どうして?」「なぜ?」
を
親が積極的に問いかけること
がポイントだそうです。
「子どもが、
自分の言葉で話せるようにするためだ」と、
博士は言います。
そのように促すのも、
日頃一緒にいる
お父さん、お母さんならできることですよね。
ぜひ、
大人が「なぜ?」と問うことを
意識してみてください!
さらに
博士は
子どもの声かけは
「肯定的な言葉」をかけることを
強く主張しています。
博士の研究では、
富裕層は、肯定的な言葉を多く使い、
貧困層は、否定的な言葉を多く
使うという結果が出ています。
「だから、ダメって言ったじゃない」
「本当に○○できない子だね」
子供が失敗したとき、
子ともを叱るとき、
このように
「否定的な言葉」を使っていませんか?
富裕層だから、貧困層だから
ではなく
お父さん、お母さんのほんの少しの意識で、
子どもの将来が明るいものになる
と真剣に受け止めましょう。
「○○のところがとてもいいね」
「よく頑張ったね」
否定的な言葉ではなく、
肯定的な言葉をかけてあげてください。
子どもの将来に
お母さん、お父さんの
言葉や声掛けは、
大きくかかわっている
ということがわかりましたよね。
とにかく、
たくさん会話する
ことが、
お子さんの能力を引き出し、
学力を高めます。
まずは
今スグ
お子さんのそばに行って、
「今日は、
学校でどんなことがあったの?」
話しかけてみてください。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。