【学力アップしたいなら】家族で○○を高めよう!お父さん、お母さんが将来の子どものために工夫したいこと
こんにちは!
突然ですが、
お子さんの語彙力はきちんと身についていますか?
「テストどうだった?」
と聞いても、
「やばかった」
「何がやばかったの?」
「全部!」
こんな会話を
お子さんとしたことがある方
もいらっしゃるのではないでしょうか?
語彙力とは
ボキャブラリー、単語のことです。
「ボキャ貧」
という言葉を聞いたことがないでしょか?
知っている言葉が少ないために、
・相手に自分の気持ちや考えを伝えられない
・相手の話を理解できない
ということが起こってしまっています。
人は自分が知っている言葉の範囲で
考えたり、理解をするので、
語彙力は
学力にも大きな影響を与えます。
「語彙力が低い」というと、
「国語」を連想することが多いと思います。
しかし、
「語彙力が低い」ことは、
すべての教科に影響します。
算数も、理科も社会も、
すべては
問題文の意図をいかに読み解くか
が重要になってきます。
つまり、
「語彙力が豊富」なことは、
子供の学力アップ
のためにとても重要なんです。
ある研究では
小学校入学前の6歳の子どもであっても、
その語彙力は
2歳レベルから11歳レベルまでと
子どもによって大きな開きがあった。
ということがわかっています。
小学1年生になる前に、
小学5年並みの語彙力を身に着けている子
がいるなんてすごいですよね。
では、
なぜこんなに
大きな差が開いてしまうのでしょうか?
それは、
ズバリ、
「家庭環境」
が違うからです。
子供の
語彙力を豊富にするのは、
お母さん、お父さんの言動です。
語彙力が豊富な子ども、
は、
無意識のうちに
語彙力が豊富になる環境
で育っています。
では、
子どもが
無意識のうちに
語彙力が豊富になる
家庭環境
にするために
お父さん、お母さんができる
4つ
を紹介したいと思います。
①「素早く」
「短く」
「ゆっくり」話す
(伸芽会 記事より)
「語彙力を伸ばすには会話をたくさんする」
ことがとにかく大事です。
お子さんとの会話で
気をつけたいポイントが、
「素早く」「短く」「ゆっくり」
この3つです。
子どもがせっかく話しかけてきたのに、
なんとなく返したり、
「返事だけ」
なんてことはありませんか?
「素早く」
反応することで、
「話しかけると、反応がもらえる」
と子どもは安心し、
「話すことが楽しい」と思えます。
そして、「話すことが楽しい」
と子どもが思ってくれたのなら、
親の話は「短く」
でいいのです。
子どもの話を促して、
「短く」話すことを務めましょう。
「ゆっくり」は
子どもの理解のスピードに合わせる
ということです。
早口で話されると、理解も難しければ、
話すのも嫌になりますよね。
忙しい中でも、お子さんとの会話を
「ゆっくり」楽しんでください。
②「やばい」と
「擬音語」は使わない。
「やばい」を多用する人は、
語彙力が低下してる
ことは最近話題ですよね。
「やばい」の一言で済ます若者
なんて記事、見かけます。
しかし、
若者だけでなく、意外にも
お母さん、お父さん世代にも
浸透していませんか?
「やばい」を使いがちなお父さん、お母さん。
自分の語彙力を上げるためにも、
お子さんのためにも、
多用は控えましょう。
また、「擬音語」を
多用するお父さん、お母さん。
子どもの発達段階にもよりますが、
例えば、
「キラキラしている」という
「擬音語」を
「光っている」「輝いている」「明るい」
と大人が言い換えるだけで、
子どもの語彙力はぐんと上がります。
③親子で読書習慣
語彙力をつけるといったら、もうこれ!
という代名詞のような
「読書」
ご家庭では、どのくらいの本を読みますか?
語彙力をつけるためならば、
漫画も効果的だそうですよ。
ここでポイントなのは、
「ただ読んだだけ」
に終わらせないことです。
読むだけでも語彙力は向上します。
しかし、それだけでは、不十分です。
「どんな本(漫画)だったの?」
と内容を聞いてみましょう。
子どもは一生懸命に
言葉を探してストーリーを話すでしょう。
最初はうまくできなくても、
だんだんと、大人にもわかりやすく
話ができるようになります。
そして、
お子さんに本を読んでほしいならば、
お父さん、お母さんが
本を読む姿を見せるのが効果的です!
ぜひ、
「夕食後は読書」など、
家族ルールに加えてみましょう。
④テレビの時間を
家族会話時間にする
最近は、クイズ番組がかなり増えましたよね。
一般教養問題や、時事問題などを扱い
小学生でもわかりやすいように
説明されています。
普段から、
テレビをよく見る子は、
自然と難しい言葉を使ったり、
知っていたりするものです。
ここでポイントなのは、
家族みんなで
クイズ番組やニュースの内容を
使って、
会話をすることです。
テレビをつけていると、
話題がたくさん見つかるので、
会話もしやすいですよね。
ただ流すだけではなくて、
「○○はどう思う?」
と子どもの発言を促してみてください。
自分の言葉で話す練習
が、
語彙力を鍛えるために
大切なポイントです。
今回は、
子どもの学力に大きく影響する
「語彙力」を
上げるために
お父さん、お母さんができること4つを紹介しました。
この4つに共通するのは、
・親も語彙力を高める努力をすること
・子供とたくさん会話をすること
です。
全国の
お父さん、お母さん。
子供の語彙力アップは
お父さん、お母さんにかかっています。
まずは今すぐ
お子さんのそばに行き、
「最近どんな本が面白かった?」
「内容を話してみて」
と話しかけてみてください!
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。